自社の省エネポテンシャルを最大に引き出すエネルギーコスト削減戦略

自社の省エネポテンシャル
を最大に引き出すエネルギー
コスト削減戦略

兵庫県たつの市に本社を置き海苔の佃煮『アラ!』シリーズをはじめ、『塩っぺ』などユニークな商品を展開するブンセン株式会社は本社工場を含め、国内に4工場を展開する老舗の食品メーカーです。近年は消費者のライフスタイルの変化に適応して、惣菜、米飯、生菓子などの日配食品分野を強化し、より一層の事業多角化を進めています。このたび福岡工場で実施したカンサイの省エネコンサルティングについて田中会長と田中社長、松本氏にお伺いしました。

福岡工場の設備更新のタイミングが
省エネ設備導入のきっかけに

カンサイグループとは空調設備の取引があり、2年ほど前から社内でも設備の老朽化に伴って、メーカー側から来るメンテナンス部品供給の廃止への対応を迫られていました。そのようなタイミングでカンサイより補助金を活用した最新の省エネ設備への更新提案があったことをきっかけとして、導入の検討をはじめました。(田中会長)

365日の安定生産体制と
社員の働き方改革も実現

稼動から25年を迎えた福岡工場は設備の老朽化に伴い、特に夏場の気温が高い時期には不具合が多く発生し、メンテナンスのための業務負担が多くかかってきていました。(松本氏)当社は日配食品を製造しており、施設内の温度管理の徹底は必須、かつ、取引先から365日の生産供給が求められますので設備の不具合による工場の稼動停止は経営上の大きなリスクとなります。今回の設備更新により設備の不具合は大幅に減少し、メンテナンス業務の負荷も低減され、社員の残業も削減することもできました。(田中社長)

空調・照明・冷蔵・ボイラーの
トータルマネジメントにより省エネ目標323%を達成

もともと、カンサイとの取引は空調設備のみであったため、今回のように空調・照明・冷蔵・ボイラーの全ての設備をトータルで更新する提案ができることは知らなかった。提案がトータルであったため社内検討をスムーズに進めることができた。結果として、工場の部分最適ではなく、全体最適で更新をすることができたため、設備更新により達成する『省エネ目標』に対して323%という高い目標達成を実現できました。自社の省エネポテンシャルが最大化されたと感じています。(田中会長)

事業内容に沿った最適な設備更新に
補助金を活用した最適プラン

衛生環境や生産体制の維持など食品工場ならではの独自の経営事情に対応を迫られる中、カンサイの省エネコンサルタントが現場の社員との打ち合わせを重ね、自社に最適な設備の設計ができた。また、使用する補助金の選択とその申請に必要な書類関係もすべて省エネコンサルタントの専門知識によりスムーズに作成することができました。(松本氏)

今後も社員と地域の皆さまを大切に
環境にもやさしい企業でありたい

本社は瀬戸内でも豊かな自然に囲まれた内陸に立地している。海岸の重工業地帯では男性の労働者が多く働き、同社の地域では女性が子育てをしながら働く家庭が多いという。そのような環境から同社では昭和40年代から企業内保育所を設け、働く女性を支援してきた。今後も、人にも環境にもやさしい企業でありたいと田中社長は語る。